響きあう?

テイルズオブシンフォニア、終わりました。
ファミ通の紹介記事のジャンル欄に「君と響きあうRPGとかふざけた事を書いてた
ゲームだったけど、結局何が響きあうのか最後まで判りませんでしたが。給料の査定?
心が響き合うとかそーゆー事を言いたかったのか、阿呆で悩みがない主人公以外は、
全員心の中に闇を持ってますみたいなキャラばっかりだった事が印象的でした。



例えば、序盤で仲良く旅をしてた5人(ロイド、コレットジーニアス、リフィル、クラトス)
クラトスは物語に重要なキャラなので、あえてここでは触れないとしてもジーニアスとリフィル。
一見まともそうだけど、過去に親に棄てられた上、部落差別にあって、人間不信になってます。
普段はいい奴なんですけど、その内面、俺の事を好きにならない奴は邪魔なんだよって感じで。
しかもやっと再会したお母んは精神病棟送りになってて、人形を娘だと思い込んでる人だし。
コレットは自分の意志を持ってないのか、使命とか言われたらホイホイ命を差し出すサイコさん。
その挙げ句にとうとう植物人間になっても夢遊病で動いて、空飛びながら敵を惨殺してました。
1周目やってる時は前半ではほのぼのと、結構のんきな感じで世界再生の旅を続けてましたが、
全ての真相を知って2周目進めてみると絶望の世界みたいに思えてなりません。
(関連リンク:絶望の世界(本家のサイトは消えてるのでhtmlファイルがDL出来るサイトにリンク))



で、後半で仲間になる4人(しいな、ゼロス、プレセア、リーガル)
しいなはヒロインを狙う殺し屋だったけど、すぐミスるドジっ子だったから許されてそのまま仲間に。
ノリとしては「しいな、ドジっ子だけど、お兄ちゃま、見棄てないでね」
でもゼロスってギャグキャラが現れた所為か、ツッコミに回った為、しいなのドジっ子属性は消滅。
代わりに「8歳の時に精霊契約に失敗して、街の人々をジェノサイドした」って過去が浮上。
もうこの頃には、ヒロインの命を狙いまくってた殺人未遂に関しては、うやむやになってました。
それでゼロス。光の神子(救世主みたいなもん)という立場を利用して、女の子を食いまくってる癖に
神子なんて嫌だって妹に全部押し付けてます。心の闇以前に人として間違ってやがります。
ちなみにこいつを先頭にして、通行人(♀)に話しかけたら、アイテムを貢がせる事出来るし。
で、プレセアはとある事故でリーガルに妹をぶっ殺されて、リーガルは卑屈なくらいひたすら謝ってるのに、
「許すより怨んでる方が快感」とかのたまって、生かさず殺さずリーガルと一緒に旅を続けるし。



……ここから先、ネタバレしすぎじゃヴォケ!ってクレーム来たから反転文字にしておきます。
もう3年くらい日記書いてるけど、クレーム来たのなんて初めてでビックリ。
そりゃまあ、エンディングの内容までバラしちゃ怒られるよなぁ……本当にすみませんでした。



で、ラスボスはジーニアスとリフィルと同じく、部落差別にあった上、姉を殺された高山みなみ
元々は英雄だったみたいだけど、重度のシスターコンプレックスで姉が殺された事が原因でぶち切れて、
姉貴を蘇生する計画と同時進行で、部落差別の解決方法を模索。ここまでなら結構いい人なんだけど
全生命体の血肉を無機物にしちゃえば、種族差別とかはなくなる!とかいう
熱血最強ゴウザウラーの機械化帝国みたいな思想で、暴走!(もう知らない人多いだろうなこの例え)
ほぼ全員が精神的にアレだからシスコンコナンにそそのかされかけるけど、何とか説得に成功して、
4人くらいでシスコンコナンをフクロ。差別が原因でキレたコナン君を集団リンチで止めを刺した挙げ句、
辛うじて精神だけ結晶化して残っても容赦なく粉砕!!
粉砕後に、シスコンコナンの姉が蘇生!――完!!



……まあそーゆーゲームでした。やっぱり何が響きあうのかよく判らん。