田村ゆかりライブ

実を言うとですね、ゆかりんライブ直前まで、滅茶苦茶鬱入ってたんですよ。
勿論そんなテンションでライブに参加したら、ゆかりんに申し訳ないと思いつつ、
心身共にボロボロになってました。その理由は色々あるんですけど……




先ず親と又喧嘩しました。
今回はあっさり自分の非を認めたんですけど(明らかに俺が間違っていたので)
お父んもキレてて、こっちの謝罪を受け付けてくれず、無視され続けた感じで。
今、丁度エロゲの「家族計画〜そしてまた家族計画を〜」をプレイしてる最中なので、
自業自得とは言え、家族内でもめるとなんか切なかったりします(どーゆー理由やw)




バイト(コンビニじゃなくてイレギュラーな引っ越しバイト)に前日入ったんですけど、
昨日に限って、オフィスじゃなくて一般家庭の引っ越しだったので、箪笥とかTVとか
滑車なしで担いでマンションを上り下りしてました。しかも急がないと怒られます。
ヒッキーな璃苑さんがそんな事をしたら、あっという間に肉体の限界に達するのも必然。
当然、当日筋肉痛で全身が痛かったです。




前夜祭とかいう名目で知り合いに捕まって、呑まされました。
基本的に下戸な俺は、情けないかなチューハイ数杯であっさりダウンしてしまいました。
しかもその時、罰ゲームとかで氏賀Y太のグロ漫画を熟読する羽目になって、余計鬱に。
(注:好奇心でも絶対読んじゃいけません。あれを楽しめる人の神経が理解出来ません)
勿論翌日二日酔いコースに。



で、寝坊して、渋滞に巻き込まれて、遅刻しそうになったのはいつもの事で。
親と喧嘩中なので、当然飯も作って貰えず、途中で食っていく余裕もなく、絶食で会場に。
まあ駅で菓子くらいは買って食いましたけど、それでもきっつい事には変わらなかったり。



そーゆー事情が重なりながらも会場に辿り着き、スタンディングだから横や前にいる人に
タックルや割り込みをして睨まれつつも、メンチ切りかえして、前へと進んでいきました。
ゆかりんも言ってたけど、凄い熱気なので、心身共にやばめだった俺は倒れそうになりました。
もっとも、ここで朽ちても本望くらいの心境ではあったんですけどね。



1曲目「Sugar Time Trip」
2曲目「Angel Pride」
3曲目「Love parade」



「Angel Pride」「Love parade」はかなり好きな曲なので、全力で跳ねて、コール入れて
手加減抜きでぶっ飛ばしたので、早くも肉体的限界を感じてきて、思いっきりバテバテ。
精神的なきつさは既に癒されたんですけど、肉体的な辛さがどんどん際立ってきた。


だが――3曲終えて、MCに入った頃、不思議な事が起こった。
肉体的ダメージも癒えてきたのだ。



恐らく理屈としてはこーゆー事なんだろうと思われます。



まさかマジでゆかりんを間近で見て、生歌を聴いて、肉体が癒えていくとは。
馬鹿の一念なんとやらというか、病は気からというか……自分でも信じられなかったです。
そりゃー勇次郎にも……

って言われる訳ですよ。



まあMCの内容とかは省略させて頂くとして(大事に心の中にしまっておきたい想い出だから)
一応、ライブで歌った曲順のリストなんかをここで公開させて頂くとします。



「Sugar Time Trip」
「Angel Pride」
「Love parade」
「わがままな I LOVE YOU」
「Lovely Magic」
「Super Special Day」
「空の向こう側に」
「Berry Very Good Love」
「こっちを向いて」
夢見月のアリス
「les larmes de la lune」
「Missing Piece」
Little Wish
「Baby's Breath」
「Summer Melody」
「眠れぬ夜につかまえて」
Honey Moon」
「大好きと涙」
「Fortune of Love」(アンコール)
「Eternity」(アンコール)



Little Wish」ってのは「魔法少女リリカルなのは」のエンディングの新曲らしい。
ちなみにこの前の水樹奈々ライブでは『なのは』オープニング公開されなかったとか。
ゆかりんは心優しいから、ファンの為に出来るだけ早く公開してくれたんだわほほーい、
CDの発売日はオープニングの方が先なのにねーとか水樹奈々ファンの知り合いの前で
言ったら「手前、遠回しに奈々ちゃんを侮辱してるのか!?」ってキレられました。
ヲタはすぐむきになるから怖いですね……
(↑ゆかりんを愚弟に貶されて、鉄アレイで顔面殴った経験のある奴)



あとアンコールでは「Eternity」に入る前、ゆかりんが「みんな唄って欲しいな」って
言っていたので、勿論俺は最初のフレーズから歌った。勿論歌えますよ。基本ですよ。
そしてそれは俺だけじゃない。大勢がゆかりんと一緒に最初のフレーズから歌った。
会場が一体となった。ゆかりんも観客も俺も全てがその瞬間、確かにひとつになってた。
思わず、涙ぐんでしまったゆかりんが妙に印象的だった。









で、総合的な感想。










どうすればいいのだ――?










その一言に尽きる。










吼えたい……










咆えたい……










吠えたい……










ただひたすらに、がむしゃらに、空っぽに。










蒼天へと――咆哮したい。










だがそれでも今の俺の心境を表現するには足りない。










ただひとつ……言える事があるのなら……










実際のそれと比べたなら、大幅に控え目な表現になるが……










ありがとう。










心の底から本当にありがとう。










俺、こんな絶望に塗れた世界であっても、生まれて来て良かったよ。










生まれてきて、ゆかりんに出逢えて、本当に幸せです。










ただ……ただ、そう伝えたかったです。