それぞれの年越

そういえば今日主任に聞いた話ですけど、俺が年末にカウントダウンライブに行ってる頃、
バイト先のメンバーで京都に集まって忘年会やってたらしいです。
で、俺がいつもつるんでる連中は3次会にまで繰り出した結果、見事終電を逃したそうで。
皆で呑んで酔うつもりで電車で来てるから、車で帰るって選択肢は先ず没になった。
そこでタクシー相乗りで帰るかという妥当な案にまとまりかけて、
誰が女人と一緒に乗るかをジャンケンで決めてたそうなのだが
ふとメンバーに混ざってた主任が「ホテルに泊まるか?」などと言い出したらしい。
それを女の子に言ってたら「オレァクサマヲムッコロス!」ですけど、
そーゆー意味ではなくて、主任の叔父だか叔母が高級ホテルの株主筆頭やってるので、
普段一泊で四万円とか取られる高級ホテルに一泊一万で泊めてもらえるらしい。
しかも大晦日だから部屋はいっぱいになってそうだけど、その辺も問題ないという事なので
一同は一泊四万の高級ホテルのスウィートルームに泊まったそうな。
スウィートルームのサービスは凄いよーとか散々厭味ったらしく、具体的に語られた。
なんかやたら高いシャンパンとか飲み放題で、プールもあったので
水着をレンタルして(この辺はサービスで全部無料らしい)、新年早々水と戯れたりしてたそうな。



ちなみにその頃、俺はゆかりんのライブも終わって、漫画喫茶で呑み放題のスプライトに紅茶用の
レモン汁を入れて、「へい、レモンスカッシュ一丁あがり!」だとかほざいて喜んでた。
しかもその時、読んでた漫画はオヤマ!菊之助 いや確かに面白かったけどな。
あ、でも確かに羨ましいとは思いましたけど、ボクは自分の行動を後悔してませんよ。何故なら……



負け惜しみとかじゃなくて、マジで次に同じ様な事があってもまた同じ選択をすると思います。
で、俺が地団駄踏んで悔しがったりしなかった事に主任はがっかりしてました。



ちなみにその後、アキ君と飯食いにいったんですけど、全部嘘である事が発覚。
晦日の主任は、店長に嫌がらせの様に通しで入るように命じられた挙げ句、
店内で放尿する酔っ払いに絡まれて、ズボンに掛けられて
尿と吐瀉物の掃除を一人でやらされたらしい。(その時、主任と店長しかいなかったらしい)
しかも俺らデイリーヲタ組が店長のPCにFateインストールしたのがバレて、
主任が何にも悪くないのに、監督不行届けとかで滅茶苦茶怒られたらしい。
そりゃ見栄のひとつも張らんとやってられんわなと納得した。
あとアキ君が一年の刑は元旦にアリとか妙に上手い事言ってたので、笑ってしまった。